
GEEKOMを含むミニPCを、性能・サイズ・拡張性から比較
デスクトップPCを導入したいものの、「デスクのスペースをできるだけ広く使いたい」「仕事用として十分な性能がある小型PCを選びたい」「複数のディスプレイを使えるモデルが欲しい」と考えている方もいるでしょう。
こうしたニーズから選択肢となるのが、コンパクトな筐体にPCとして必要な機能をまとめた「ミニPC」です。
ミニPCには、文書作成やWeb会議などの日常的なオフィスワークを想定した製品から、複数画面を利用する作業、画像・動画を扱う作業、軽めのゲームなど幅広い用途を想定した製品まであります。
なかでもGEEKOMは、コンパクトな筐体と接続端子、メモリ・ストレージの拡張性などを特徴とするミニPCを展開しています。
ただし、ミニPCは「小さい」という点だけで選ぶのではなく、CPUやメモリ、ストレージ、映像出力、USB端子、ネットワーク機能、拡張性などを用途に合わせて確認することが重要です。
本記事では、まずGEEKOMの「GEEKOM IT13」を取り上げ、その後、他社のミニPCについても同じ観点から特徴を整理します。
オフィス、自宅のワークスペース、複数ディスプレイを利用する環境などに適したミニPCを比較検討したい方は、製品選びの参考にしてください。
※製品仕様・価格・在庫・キャンペーン等は変更される場合があります。本記事内の価格情報は2026年9月25日時点で公式サイト上から確認できた内容を基準としています。購入前に必ず各メーカーの公式サイトで最新情報をご確認ください。
GEEKOM IT13

出典:GEEKOM IT13公式サイト
公式サイト:GEEKOM JP
商品概要
GEEKOM IT13は、GEEKOMが展開するコンパクトタイプのミニPCです。
2026年9月25日時点でGEEKOM日本公式サイトに掲載されている2026エディションでは、Intel Core Ultra 7 356Hを搭載したモデルが案内されています。
本体サイズは117×112×49.2mm、重量は約586.2g。一般的なデスクトップPCと比較して設置スペースを抑えやすく、限られたデスクスペースを有効活用したい場合に検討しやすいサイズです。
Windows 11 Proを搭載し、2.5GbE LAN、Wi-Fi 7、USB4、HDMIなどを備えています。
また、VESAマウントが付属しているため、設置環境によってはディスプレイ周辺のスペースをすっきりまとめる使い方も検討できます。
特徴
GEEKOM IT13の特徴として注目したいのが、コンパクトな筐体に複数の接続端子を備えている点です。
2026エディションのCore Ultra 7 356Hモデルでは、16コア・16スレッドのCPUを採用。最大クロックは4.70GHzと案内されています。
メモリはDDR5 SO-DIMMに対応し、公式仕様上は最大128GBまで拡張可能です。
ストレージについては、M.2 2280 PCIe Gen 4×4 SSDとM.2 2230 PCIe SSDスロットを備え、公式サイトでは合計最大5TBまでの構成が案内されています。
接続端子も確認しておきたいポイントです。
主な端子として、
・USB 3.2 Gen 2 Type-A×4
・USB4×2
・HDMI 2.1×2
・SDカードリーダー
・3.5mmヘッドフォンジャック
・2.5GbE LAN
などを搭載しています。
USB4とHDMIを利用したマルチディスプレイ環境にも対応し、公式サイトでは最大4台の4Kモニター、または1台の8Kディスプレイへの出力に対応すると案内されています。
複数の資料を同時に表示するオフィスワーク、チャートや情報画面を複数表示する用途、プログラミングなど、画面領域を広く使いたい場合に確認しておきたい仕様です。
通信面では2.5GbE LANに加え、Wi-Fi 7とBluetooth 5.4に対応しています。
なお、実際に利用できる通信速度は、ルーターや回線、ネットワーク環境などによって異なります。
料金
2026年9月25日時点でGEEKOM日本公式サイトを確認したところ、Core Ultra 7 356H、32GB RAM+1TB SSD構成のGEEKOM IT13は、199,900円のセール価格で掲載されています。
価格は構成や販売時期、セールの実施状況などによって変動する可能性があります。
ミニPCを比較するときは本体価格だけを見るのではなく、
・Windowsの有無
・搭載メモリ容量
・SSD容量
・保証期間
・必要な周辺機器
・増設予定のパーツ
なども含めて確認すると、実際に必要となる費用を比較しやすくなります。
最新価格はGEEKOM公式サイトをご確認ください。
おすすめポイント
GEEKOM IT13は、省スペース性だけでなく、メモリ・ストレージの拡張性や接続端子も重視してミニPCを選びたい場合に検討しやすい製品です。
特に注目したいのは、最大128GBまで対応するDDR5メモリと、2種類のM.2 SSDスロットです。
購入時の構成だけでなく、将来的にメモリやストレージを増やす可能性がある場合、拡張できる上限やスロット構成は重要な比較項目になります。
また、USB4×2とHDMI 2.1×2を備えているため、複数ディスプレイを利用する環境を構築したい方にも確認しやすい構成です。
本体サイズが117×112×49.2mmとコンパクトなため、デスク上のPC本体が占めるスペースを抑えたい場合にも候補になります。
キャンペーン・特典
2026年9月25日時点のGEEKOM日本公式サイトでは、IT13について3年間の製品保証が案内されています。
このほか、公式サイトでは7日価格保証、30日間の交換・返品、送料無料などの案内も掲載されています。
保証や返品などには適用条件が設定されている場合があるため、購入前に公式サイトの利用条件をご確認ください。
また、セール価格や特典内容は時期によって変更・終了される可能性があります。
最新のキャンペーン・価格・保証条件はGEEKOM公式サイトをご確認ください。
利用シーン
GEEKOM IT13は、文書作成、表計算、ブラウザを利用した業務、Web会議など、一般的なオフィスワーク用PCとして検討できます。
また、複数の映像出力を利用できるため、マルチディスプレイ環境を構築したい場合にも候補になります。
例えば、一方の画面で資料を表示しながら別画面で文書を作成したり、ブラウザ、チャットツール、表計算ソフトなどを複数画面へ分けたりする使い方が考えられます。
自宅では、コンパクトなワークスペースを構築したい場合にも取り入れやすいでしょう。
ゲームについては、タイトルや解像度、画質設定などによって必要性能が大きく異なります。ゲーム用途を重視する場合は、CPUだけでなくGPU性能とプレイしたいゲームの推奨環境を照らし合わせて判断することが重要です。
GEEKOM IT13のまとめ
GEEKOM IT13は、コンパクトな本体にUSB4、HDMI 2.1、2.5GbE LANなどを備え、メモリやストレージの拡張性にも配慮されたミニPCです。
省スペースなデスク環境を作りたい方や、複数のディスプレイ・周辺機器を接続して仕事に利用したい方にとって、比較候補の一つとなります。
特にミニPCを長期間使う予定がある場合は、購入時のCPU性能だけでなく、メモリ容量やSSDの増設余地、保証内容まで確認して比較すると選びやすくなります。
GEEKOM IT13の価格や在庫、最新の仕様については公式サイトをご確認ください。
MINISFORUM UM890 Pro

出典:MINISFORUM UM890 Pro公式サイト
公式サイト:MINISFORUM JP
商品概要
MINISFORUM UM890 Proは、AMD Ryzen 9 8945HSを採用したミニPCです。
CPUは8コア・16スレッドで、最大ブーストクロックは5.2GHzと案内されています。
グラフィックスにはAMD Radeon 780Mを搭載。DDR5-5600メモリやM.2 2280 PCIe 4.0 SSDに対応しています。
本体サイズは127×130×66.6mmです。
GEEKOM IT13とはCPUやGPUの構成が異なるため、単純に本体サイズや価格だけでなく、用途に合わせて構成を比較する必要があります。
特徴
UM890 Proでは、DDR5-5600のデュアルチャネルメモリに対応し、公式仕様では最大96GBまで搭載可能です。
ストレージにはM.2 2280 PCIe 4.0 SSDスロットを2基備えています。
接続面では、
・USB4×2
・USB 3.2 Gen 2 Type-A×4
・HDMI 2.1×1
・DisplayPort 1.4×1
・2.5GbE LAN×2
・OCuLink×1
・3.5mmオーディオジャック
などを搭載しています。
GEEKOM IT13がUSB4とHDMIを組み合わせた構成なのに対して、UM890 ProはHDMI、DisplayPort、USB4を備えている点が特徴です。
さらにOCuLink端子を搭載しているため、対応する外部機器との接続を検討している場合には確認しておきたい仕様です。
ネットワークについては2.5GbE LANを2ポート備え、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3に対応すると案内されています。
料金
MINISFORUM公式サイトでは、同じUM890 Proでもベアボーン、32GB RAM+512GB SSD、32GB RAM+1TB SSD、64GB RAM+1TB SSDなど複数の構成が案内されています。
2026年9月25日時点で確認できた掲載価格の例では、ベアボーンキットが79,999円、32GB RAM+1TB SSD構成が174,399円となっています。
ただし、セールの実施状況などによって表示価格は変動します。
また、ベアボーンモデルはメモリ・ストレージ・OSなどを別途用意する必要がある場合があります。完成品モデルと価格を比較するときには、実際に使用できる状態にするまでに必要な費用を含めて検討することが重要です。
最新価格と各構成の内容はMINISFORUM公式サイトをご確認ください。
おすすめポイント
UM890 Proは、Ryzen 9 8945HSとRadeon 780Mを搭載し、接続端子の種類が多いことがポイントです。
特にUSB4に加えてOCuLinkを備えているため、将来的な周辺機器の拡張を考えている場合に比較しやすい製品です。
また、2.5GbE LANを2ポート搭載している点も特徴となっています。
一方、ミニPCとしてはモデルごとに本体サイズ、CPU、GPU、ポート構成が異なるため、必要な機能を先に整理してから比較すると選択しやすくなります。
キャンペーン・特典
MINISFORUM公式サイトでは、UM890 Proについてセール価格が掲載されている場合があります。
また、公式サイトでは24か月の製品保証、30日間の返品・返金保証、国内修理サービスなどが案内されています。
保証・返品には条件が設定される場合があるため、詳細については購入前に公式サイトをご確認ください。
キャンペーンや販売価格についても変更・終了される場合があります。
利用シーン
UM890 Proは、オフィスワークだけでなく、比較的負荷のある作業まで視野に入れてミニPCを選びたい場合に検討できます。
複数の映像出力端子を備えているため、マルチディスプレイ環境にも利用できます。
また、Radeon 780Mを内蔵していることから、グラフィックス性能を確認しながらミニPCを選びたい場合にも比較対象となるでしょう。
ただし、ゲームやクリエイティブ用途で必要となる性能はソフトウェアや設定によって異なります。利用予定のアプリケーションやゲームの推奨動作環境を確認したうえで選択してください。
MINISFORUM UM890 Proのまとめ
MINISFORUM UM890 Proは、AMD Ryzen 9 8945HS、Radeon 780M、USB4、OCuLink、2.5GbE LAN×2などを備えたミニPCです。
GEEKOM IT13と比較するとCPU・GPU構成や映像端子、ネットワーク端子などに違いがあります。
どちらかを検討する場合は、「どちらの性能が上か」という単純な比較ではなく、使用するアプリケーション、必要な接続端子、メモリ容量、ストレージ、設置スペースなどから選ぶことが重要です。
ASUS NUC 14 Pro

出典:ASUS NUC 14 Pro公式サイト
公式サイト:ASUS Japan
商品概要
ASUS NUC 14 Proは、用途や購入方法に合わせて複数の構成が用意されている小型PCです。
ASUS公式サイトでは、Windows 11 Homeを搭載するMini PCと、OS・メモリ・ストレージなどをユーザー側で用意できるKitが案内されています。
CPUについても複数の選択肢があり、Core Ultra 5 125H、Core Ultra 5 135H、Core Ultra 7 155H、Core Ultra 7 165Hなどを採用した仕様が掲載されています。
そのため、ASUS NUC 14 Proを比較するときは、製品名だけではなく具体的な型番と構成を確認することが大切です。
特徴
Core Ultra搭載モデルではIntel Arc Graphicsに対応します。ただし、ASUS公式仕様ではIntel Arc GPUの利用条件として2枚のSO-DIMM使用に関する注意書きがあります。
メモリはDDR5-5600 SO-DIMM×2に対応します。
ストレージについては、構成によってM.2 2280 NVMe PCIe 4.0 SSDなどに対応しており、Kitモデルでは購入後に用途に合わせた構成を組みやすいことも特徴です。
完成品として導入したい場合と、自分でメモリやSSDを選びたい場合では適する構成が異なるため、購入前に型番ごとの仕様を確認するとよいでしょう。
料金
ASUS NUC 14 Proは複数のCPU・メモリ・ストレージ構成やKitが存在するため、価格はモデルによって異なります。
また、販売店によって取り扱われる型番や価格が異なる場合があります。
本記事では特定の構成を一律の価格として扱わず、購入時点のASUS公式サイトおよび正規販売店で対象型番の価格を確認することを推奨します。
おすすめポイント
ASUS NUC 14 Proは、完成品だけでなくKitを含めて構成を検討できることがポイントです。
購入してすぐ使える構成を探すのか、自分でメモリ・SSD・OSなどを用意するのかによって選択肢を分けられます。
ミニPCを仕事用として導入する場合には、必要なCPU性能だけでなく、OS、メモリ、ストレージが最初から含まれているかも確認しておきましょう。
キャンペーン・特典
キャンペーンや販売条件は、製品型番・購入先・購入時期などによって異なる場合があります。
購入を検討する際はASUS公式サイトおよび購入先で最新のキャンペーン・保証内容をご確認ください。
利用シーン
ASUS NUC 14 Proは、オフィス用の省スペースPCから、自分でメモリやストレージ構成を決めたい用途まで幅広く検討できます。
企業で複数台導入する場合には、CPUやメモリだけでなく、OSのエディション、管理機能、保証、周辺機器との互換性なども確認するとよいでしょう。
個人利用では、デスク上のスペースを抑えながら一般的なPC作業を行いたい場合の選択肢になります。
ASUS NUC 14 Proのまとめ
ASUS NUC 14 Proは、複数のCPU構成や完成品・Kitを選択できる小型PCです。
GEEKOM IT13やMINISFORUM UM890 Proと比較する場合には、CPU名だけで判断せず、メモリ・SSD・OSを含む構成、映像出力、USB端子などを同条件で確認することが重要です。