ロリポップ!レンタルサーバーを比較|料金・速度・WordPress機能・サポートを解説


ロリポップレンタルサーバーを比較

レンタルサーバーを選ぶ際は、月額料金だけでなく、WordPressへの対応状況、サイト表示を支える高速化機能、サポート体制、容量、独自ドメイン特典なども確認しておきたいポイントです。

特にWordPressでブログやWebサイトを立ち上げる場合、契約後に「必要な機能が利用できなかった」「希望するサポート方法に対応していなかった」と気付くことを避けるためにも、利用目的に合わせて比較することが大切です。

この記事では、ロリポップ!レンタルサーバーを最初に取り上げ、エックスサーバー、ConoHa WINGなどのレンタルサーバーと、料金・WordPress機能・高速化関連機能・サポートなどを同じ基準で比較します。

これからWordPressを始めたい方はもちろん、現在利用しているレンタルサーバーからの乗り換えを検討している方も、サービス選びの参考にしてください。

なお、料金・キャンペーン・特典・サービス仕様は変更される場合があります。本記事に掲載する料金等は2026年8月24日時点で確認した情報を基準としており、契約前には各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。


ロリポップ!レンタルサーバー

LOLIPOP

出典:ロリポップ!レンタルサーバー公式サイト

公式サイト
ロリポップ!レンタルサーバー公式サイト

商品概要

ロリポップ!レンタルサーバーは、GMOペパボ株式会社が提供しているレンタルサーバーサービスです。

用途に合わせて複数の料金プランが用意されており、メールやシンプルなHTMLサイトを想定したエコノミーから、WordPressに対応したライト・スタンダード、LiteSpeedを採用するハイスピード・エンタープライズまで選択できます。

公式料金ページで確認できるプランと月額料金は次のとおりです。

プラン月額料金(長期契約時の最安料金)WordPress容量
エコノミー121円〜非対応120GB
ライト330円〜対応350GB
スタンダード605円〜対応450GB
ハイスピード660円〜対応700GB
エンタープライズ2,420円〜対応1.2TB

公式料金ページでは、全プランの初期費用が0円、無料お試し期間が10日間と案内されています。月額料金は契約期間によって異なるため、「月額○円〜」だけで判断せず、実際に契約する期間で総額を確認することが重要です。

特徴

ロリポップ!の特徴の一つは、利用目的に応じて料金と機能の異なるプランを選択できることです。

WordPressを利用する場合はライト以上が対象です。ライトは月額330円〜、スタンダードは月額605円〜、ハイスピードは月額660円〜と公式サイトで案内されています。

WordPressの表示速度を重視して比較する場合は、特にハイスピードとエンタープライズの仕様を確認しておきたいところです。

ハイスピードではNginx+LiteSpeedが採用されており、WordPressにも対応しています。さらに、LiteSpeed Cacheを利用できるのはハイスピードとエンタープライズです。

一方、ライトやスタンダードもWordPressには対応していますが、Webサーバーなどの仕様が異なります。そのため、「WordPressが使えるか」だけでなく、サイトの規模や表示性能への希望まで考慮してプランを選ぶことが重要です。

料金

ロリポップ!は契約期間によって月額換算料金が変わります。

例えばハイスピードの場合、公式サイトでは次の料金が掲載されています。

契約期間ハイスピードの月額換算料金
1ヵ月1,430円
3ヵ月1,320円
6ヵ月1,210円
12ヵ月1,045円
24ヵ月990円
36ヵ月660円

初期費用は0円です。

長期契約ほど月額換算額を抑えやすい料金体系ですが、長期間利用する予定が決まっていない場合は、契約期間と支払総額の両方を確認しておく必要があります。

また、WordPressを利用すること自体が目的であれば、ライト以上が候補になります。高速化関連の仕様や電話サポート、容量などを重視する場合は、スタンダードやハイスピードも含めて比較すると選びやすくなります。

おすすめポイント

ロリポップ!を比較候補に入れやすいポイントは、WordPressサイトの目的や予算に合わせて複数のプランから選べることです。

特にハイスピードでは、700GBのSSD容量、WordPress対応、Nginx+LiteSpeed、MySQL8無制限、電話サポートなどが用意されています。

WordPress高速化プラグインのLiteSpeed Cacheにも対応しています。

LiteSpeed Cacheはキャッシュなどを利用してWordPressの表示を高速化するための仕組みです。ただし、導入すればすべてのサイトで同じ速度になるわけではありません。テーマ、プラグイン、画像容量、アクセス状況などによって実際の表示速度は変わります。

ASP情報では「WordPress表示速度No.1」と訴求されていますが、これは無条件にすべての環境で最速という意味ではありません。

ASPから提供された注記では、HostAdvice.comによる「レンタルサーバー国内シェア上位3サービスにおける同一価格帯プラン比較」で、2023年7月9日〜14日に同一テストデータ等の条件でレスポンス速度を計測した結果に基づくとされています。

そのため、本記事では「どのような利用環境でも最も速い」といった意味では扱わず、実際のサイト表示速度は利用環境によって異なる点を踏まえて比較します。

キャンペーン・特典

ハイスピードおよびエンタープライズでは、条件を満たすことで「ドメインずっと無料」の特典を利用できます。

2026年8月24日時点の公式サイトでは、ロリポップ!を12ヵ月以上の契約期間で契約し、自動更新を設定している間、対象となる独自ドメインの新規取得・更新を無料にできる旨が案内されています。ハイスピードでは「ドメインずっと無料2個」と掲載されています。

独自ドメインを別途契約する予定がある場合は、サーバー料金だけでなくドメインの取得・更新費用まで含めて比較すると、年間コストを把握しやすくなります。

特典には適用条件や対象ドメインが設定される場合があります。最新の条件は契約前に公式サイトをご確認ください。

利用シーン

ロリポップ!は、次のような用途で検討しやすいレンタルサーバーです。

  • WordPressでブログを始めたい
  • 個人のホームページを作りたい
  • 小規模な事業用Webサイトを運営したい
  • WordPressの表示速度を意識してサーバーを選びたい
  • 電話サポートが利用できるプランを検討したい
  • 長期契約によって月額換算のサーバー費用を抑えたい
  • サーバーと独自ドメインをまとめて管理したい

ただし、必要な機能はプランによって異なります。

例えば、WordPressを使うだけならライト以上が候補になりますが、電話サポートはスタンダード以上、LiteSpeedはハイスピード以上となっています。

「料金が安いプラン」という基準だけで決めるのではなく、必要な機能が含まれているプラン同士で比較することが重要です。

ロリポップ!のまとめ

ロリポップ!は、WordPress対応の低価格帯プランから、LiteSpeedを採用したハイスピード、大容量のエンタープライズまで、用途に応じて選択肢が用意されているレンタルサーバーです。

特にWordPressサイトを運営する場合は、料金だけでなく、LiteSpeed Cacheの利用可否、容量、電話サポート、独自ドメイン特典などを確認してプランを選ぶとよいでしょう。

ハイスピードは、WordPress対応に加えてLiteSpeed、電話サポート、独自ドメイン無料特典などをまとめて比較したい方にとって、有力な選択肢の一つです。


エックスサーバー

エックスサーバー

出典:エックスサーバー公式サイト

公式サイト
エックスサーバー公式サイト

商品概要

エックスサーバーは、WordPressを利用したブログからWebサイトの運営まで対応するレンタルサーバーです。

個人利用にも対応するプランとしてスタンダード、プレミアム、ビジネスなどが用意されています。

ロリポップ!と同様にWordPressに対応しているため、WordPressサイトをこれから開設する場合の比較候補になります。

特徴

スタンダードでは、500GBのNVMe SSD、WordPress、無料独自SSL、独自ドメイン永久無料特典、電話・メールサポートなどに対応しています。

料金だけを見るのではなく、サーバー容量やサポート、ドメイン特典を含めて契約したい場合に比較しやすい構成です。

料金

2026年8月24日時点で確認できる通常料金では、スタンダードの36ヵ月契約は月額換算990円です。

契約期間別の通常料金は、3ヵ月1,320円、6ヵ月1,210円、12ヵ月1,100円、24ヵ月1,045円、36ヵ月990円となっています。

初期費用は0円です。

なお、2026年8月24日時点では期間限定キャンペーンも掲載されており、対象期間中は一部の契約期間で通常料金より低い価格が設定されています。

キャンペーンは終了・変更される可能性があるため、比較時には通常料金とキャンペーン適用後の料金を分けて確認することが大切です。

おすすめポイント

エックスサーバーのスタンダードは、WordPress、無料独自SSL、500GBのNVMe SSD、電話・メールサポートなど、Webサイト運営に必要となる機能をまとめて確認したい場合に比較しやすいプランです。

また、独自ドメインに関する特典が用意されています。

サーバーだけでなくドメインも同時に準備する予定であれば、対象ドメインや適用条件を確認したうえで年間費用を比較するとよいでしょう。

キャンペーン・特典

2026年8月24日時点では、2026年9月7日17時までの期間限定キャンペーンが公式サイトに掲載されています。

スタンダードでは、例えば36ヵ月契約の通常月額換算990円に対し、キャンペーン価格693円と案内されています。12ヵ月は通常1,100円に対して990円、24ヵ月は通常1,045円に対して836円です。

ただし、キャンペーン料金は恒常的な料金ではありません。

本記事の掲載時点から条件が変更されている可能性があるため、実際に申し込む際には必ず公式サイトで最新の料金と適用条件をご確認ください。

利用シーン

エックスサーバーは、WordPressブログ、個人サイト、事業用Webサイトなど幅広い用途で比較候補になります。

特に、WordPress対応だけでなく、容量、独自SSL、独自ドメイン特典、電話・メールサポートまで含めて検討したい場合に比較しやすいサービスです。

ロリポップ!とは最低料金やプラン構成が異なるため、「どちらが安いか」だけでなく、自分が必要とするプランの契約期間と機能をそろえて比較することが重要です。

エックスサーバーのまとめ

エックスサーバーは、WordPress、無料独自SSL、独自ドメイン特典、電話・メールサポートなどをまとめて利用したい方が検討しやすいレンタルサーバーです。

ロリポップ!と比較する場合は、WordPress向けに選択するプラン、契約期間、容量、サポート方法、独自ドメイン特典などを同じ条件で確認すると違いが分かりやすくなります。


ConoHa WING

Conoha

出典:ConoHa WING公式サイト

公式サイト
ConoHa WING公式サイト

商品概要

ConoHa WINGは、GMOインターネット株式会社が提供するレンタルサーバーです。

料金体系として、長期利用向けの「WINGパック」と時間単位で課金される「通常料金」が用意されている点が特徴です。

WordPressの簡単セットアップにも対応しており、ブログやWebサイトをWordPressで開設したい場合の比較候補になります。

特徴

ConoHa WINGのベーシックでは、500GBのSSD容量、無料独自SSL、自動バックアップ、電話・メールサポートなどが用意されています。

WINGパックでは独自ドメイン無料特典も設定されています。

通常料金では時間単位の課金方式が採用されているため、長期契約を前提とする料金体系とは異なる使い方ができます。

料金

通常料金のベーシックは、1時間2.5円、1ヵ月最大1,452円と公式サイトで案内されています。初期費用は無料です。

一方、WINGパックは3ヵ月・6ヵ月・12ヵ月・24ヵ月・36ヵ月などの契約期間を選択する長期利用向けの料金体系です。

WINGパックの価格はキャンペーンによって変動することがあるため、ロリポップ!やエックスサーバーと比較する際には「何ヵ月契約するか」をそろえて確認する必要があります。

おすすめポイント

ConoHa WINGは、WordPressのセットアップ機能、独自SSL、自動バックアップ、電話・メールサポートなどをまとめて利用したい場合に検討しやすいサービスです。

また、通常料金とWINGパックという性質の異なる料金体系が用意されているため、利用期間に合わせて選択できる点も比較ポイントになります。

通常料金は最低利用期間なしと案内されている一方、WINGパックは契約期間分を一括前払いする仕組みで、契約期間中の途中解約には対応していないと公式料金ページに記載されています。

そのため、長期利用が決まっている場合と、利用期間を柔軟に考えたい場合では、適した料金タイプが異なります。

キャンペーン・特典

WINGパックでは、独自ドメイン無料特典などが用意されています。

公式サイトでは、WINGパック契約中に対象となる独自ドメインを最大2つ無料で利用できる旨が案内されています。対象となるドメインには条件があります。

また、ConoHa WINGでは時期によって期間限定キャンペーンが実施されることがあります。

キャンペーン価格・期間・割引率などは変更されるため、申し込み時には最新情報を公式サイトで確認してください。

利用シーン

ConoHa WINGは、WordPressブログやWebサイトを開設したい方のほか、独自ドメイン、SSL、自動バックアップ、サポートなどをまとめて比較したい場合に検討しやすいサービスです。

通常料金とWINGパックでは契約条件が異なるため、短期間から利用したい場合と長期運用を予定している場合で料金を分けて比較すると判断しやすくなります。

ConoHa WINGのまとめ

ConoHa WINGは、WordPressサイトの開設機能に加えて、独自SSL、自動バックアップ、電話・メールサポートなどを利用できるレンタルサーバーです。

ロリポップ!と比較する際は、単純な月額表示だけでなく、通常料金とWINGパックの違い、契約期間、ドメイン特典、容量などを確認するとよいでしょう。


ロリポップ!・エックスサーバー・ConoHa WINGを比較

ここまで紹介した3サービスについて、WordPressサイトを運営する際に確認したい項目を同じ基準で整理します。

比較項目ロリポップ!エックスサーバーConoHa WING
WordPress対応(ライト以上)対応対応
初期費用0円0円無料
WordPress向けに比較しやすいプラン例ハイスピードスタンダードベーシック
上記プランの通常・長期料金の例660円/月〜通常990円/月〜通常料金 最大1,452円/月
ストレージ容量700GB500GB NVMe SSD500GB SSD
無料独自SSL対応対応対応
電話サポートハイスピードは対応対応対応
メールサポート対応対応対応
独自ドメイン特典条件を満たすと2個無料対象ドメイン2個無料特典WINGパックで最大2個無料
無料お試し10日間10日間料金タイプ等を要確認
高速化関連LiteSpeed、LiteSpeed Cache等独自の高速化環境・機能キャッシュ機能等
契約期間1〜36ヵ月など3〜36ヵ月通常料金またはWINGパック

※2026年8月24日時点で各公式サイトから確認した情報をもとに整理しています。プラン・契約期間・キャンペーンによって料金や特典が異なります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

月額料金だけではなく「必要な機能を含むプラン」で比較する

レンタルサーバーの料金を比較するときに注意したいのが、各社の「月額○円〜」という最低価格だけを並べないことです。

例えばロリポップ!には月額121円〜のエコノミーがありますが、このプランはWordPressに対応していません。WordPressを利用する場合はライト以上を選ぶ必要があります。

さらにLiteSpeed Cacheや電話サポートなどを重視するなら、比較対象となるプランは変わります。

WordPressサイトを運営する目的で比較するなら、

  • WordPressへの対応
  • 希望する高速化機能
  • 必要なストレージ容量
  • 電話・メールなど希望するサポート方法
  • 自動バックアップの条件
  • 独自ドメイン特典
  • 契約期間
  • 更新時の料金

まで条件をそろえて確認することが大切です。

これによって、単純な最低月額では見えにくい実際の利用条件を比較できます。


レンタルサーバーを選ぶときに確認したいポイント

1.WordPressを利用できるプランか確認する

WordPressでブログやWebサイトを作る予定なら、最初にWordPress対応の有無を確認します。

同じレンタルサーバーでも、すべてのプランでWordPressを利用できるとは限りません。

ロリポップ!の場合、ライト・スタンダード・ハイスピード・エンタープライズはWordPressに対応していますが、エコノミーはWordPress非対応です。

そのため、最低料金だけを見て契約すると、予定していた用途と合わない場合があります。

WordPressの利用を前提にしているなら、まずWordPress対応プランだけに絞り、その中で料金や機能を比較すると選びやすくなります。

2.表示速度を支える仕組みを確認する

Webサイトの表示速度は、訪問者の閲覧しやすさを考えるうえで重要なポイントです。

ただし、レンタルサーバーの性能だけでサイトの表示速度が決まるわけではありません。

使用するWordPressテーマ、プラグインの数や種類、画像サイズ、ページ構成、アクセス状況、キャッシュ設定など、複数の要素が影響します。

そのため「高速」という表現だけで比較するのではなく、各社がどのような高速化機能を提供しているか確認することが重要です。

ロリポップ!のハイスピードとエンタープライズではLiteSpeedを採用し、LiteSpeed Cacheを利用できます。

一方、各社でサーバー構成や高速化技術は異なります。

実際のサイト速度は利用条件によって変化するため、特定サービスを利用すれば常に一定の速度になると考えず、機能と運用方法の両面から判断するとよいでしょう。

3.サポート方法を確認する

初めてレンタルサーバーを利用する場合は、サポート体制も確認しておきたいポイントです。

WordPressのインストール、独自ドメイン設定、SSL設定など、Webサイト公開までには複数の設定が必要になる場合があります。

トラブルが発生したときに問い合わせできる方法として、

  • 電話
  • メール
  • チャット
  • マニュアル
  • FAQ

などがあります。

ただし、利用できる問い合わせ方法や受付時間はサービス・プランによって異なります。

ロリポップ!ではスタンダード以上で電話サポートが利用でき、ハイスピードでも電話サポートに対応しています。

エックスサーバーのスタンダードでは電話・メールサポートが案内され、ConoHa WINGでも電話・メールサポートが提供されています。

サーバー操作に慣れていない場合は、料金差だけでなく「困ったときに利用したい問い合わせ方法があるか」を比較しておくとよいでしょう。

4.独自ドメイン特典の条件を確認する

WordPressでブログやWebサイトを運営する場合、レンタルサーバーとは別に独自ドメインが必要になるケースがあります。

そこで確認したいのが独自ドメイン無料特典です。

ただし、「ドメイン無料」と表示されていても、対象プラン、契約期間、自動更新設定、対象となるドメインなどの条件が設定されている場合があります。

ロリポップ!のハイスピードでは、12ヵ月以上の契約と自動更新設定などの条件を満たすことで、対象となる独自ドメインの無料特典を利用できます。

エックスサーバーとConoHa WINGにも独自ドメインに関する特典がありますが、条件は同一ではありません。

契約前には「何個まで無料か」だけでなく、

  • 希望するドメインが対象か
  • 新規取得だけか、更新も対象か
  • サーバー契約期間の条件
  • 自動更新などの条件
  • サーバー解約後の扱い

を確認しておくことが重要です。


5.契約期間と更新時の料金を確認する

レンタルサーバーの料金を比較するときは、「月額○円〜」という表示だけではなく、その料金が適用される契約期間も確認する必要があります。

長期契約を条件として月額換算料金が低く設定されているサービスでは、実際の契約時に数ヵ月分、あるいは数年分の料金をまとめて支払う場合があります。

例えばロリポップ!のハイスピードは、36ヵ月契約の場合に月額換算660円ですが、1ヵ月契約では月額1,430円です。

同じプランでも契約期間によって月額換算料金が異なるため、比較するときは契約期間をそろえることが重要です。

また、長期契約は月額換算料金を抑えやすい一方、契約後に利用目的が変わる可能性も考えておく必要があります。

これから初めてWordPressを利用する場合は、

  • Webサイトをどの程度の期間運営する予定か
  • 初回に支払える予算はいくらか
  • 長期契約による割引を重視するか
  • 短い契約期間から始めたいか

といった点も含めて検討するとよいでしょう。

ロリポップ!では10日間の無料お試し期間が用意されています。操作画面などを確認してから利用を検討したい場合は、お試し期間の活用も選択肢になります。

料金・契約期間・無料期間などの条件は変更される可能性があります。申し込み前には最新情報を公式サイトで確認してください。


6.バックアップの条件を確認する

WordPressを運営するときは、バックアップ機能についても確認しておきたいところです。

記事や固定ページを誤って削除したり、WordPressの設定変更やアップデートなどによって問題が発生したりした場合、バックアップデータが役立つことがあります。

ただし、「バックアップあり」と記載されていても、バックアップの保存期間や復元方法、料金などはサービスによって異なります。

ロリポップ!では、ハイスピードとエンタープライズで自動バックアップに対応しています。

公式サイトによると、有料の7世代バックアップを契約していない場合でも、ハイスピードとエンタープライズではロリポップ!側で保管しているバックアップデータが必要になった際、データ提供を受けられる仕組みがあります。

ただし、復元作業は利用者自身で行う必要があり、バックアップが作成・更新されたタイミングによっては復旧できない場合があると案内されています。

また、別途「7世代バックアップ」というオプションも提供されています。

7世代バックアップは過去7回分のバックアップデータをダウンロードできる機能で、エンタープライズでは無料、それ以外の対象プランでは月額440円です。

WordPressを運営する場合は、

  • 自動バックアップの有無
  • 保存される世代数
  • バックアップデータの取得方法
  • 復元方法
  • 復元に料金が発生するか
  • 自分で別途バックアップを取る必要があるか

などを確認しておくと、契約後の運用をイメージしやすくなります。

重要なWebサイトを運営する場合は、レンタルサーバー側のバックアップだけに依存せず、WordPress側などでも必要に応じてバックアップ方法を検討するとよいでしょう。


7.容量は「大きければよい」だけで判断しない

ストレージ容量もレンタルサーバーの比較項目の一つです。

ロリポップ!では、ハイスピードが700GB、エンタープライズが1.2TBです。

一方、WordPressで一般的なブログを始める場合、契約直後から数百GBを使用するとは限りません。

そのため容量だけでサービスの優劣を判断するのではなく、

  • 画像をどの程度掲載するか
  • 動画ファイルをサーバーへ直接保存するか
  • 複数サイトを運営するか
  • メールをサーバー上にどの程度保存するか
  • 今後サイト数を増やす予定があるか

などを考慮して必要な容量を判断することが大切です。

なお、ロリポップ!が表示している容量は、ファイル・メール・データベースを合算したSSD容量です。また、ファイル容量には別途上限が設定されています。

単純に「700GB」といった数字だけを見るのではなく、容量の内訳や利用条件も確認してください。


レンタルサーバー選びで失敗しやすいポイント

最低料金だけで決めてしまう

料金を抑えたい場合、各社の最低月額料金は気になるところです。

しかし、最低料金のプランが自分の用途に必要な機能を備えているとは限りません。

例えばロリポップ!のエコノミーは月額121円〜ですが、WordPressには対応していません。

WordPressを利用する場合はライト以上が必要です。また、LiteSpeed Cacheを利用したい場合はハイスピード以上が対象となります。

そのため、

「レンタルサーバーの最低料金」

ではなく、

「自分が必要とする機能を備えたプランの料金」

で比較することが重要です。


キャンペーン料金だけで比較する

レンタルサーバー各社では、期間限定の割引キャンペーンが実施されることがあります。

キャンペーン期間中であれば契約費用を抑えられる場合がありますが、その料金が更新後も継続するとは限りません。

契約前には、

  • キャンペーン適用期間
  • 適用条件
  • 初回契約時の支払額
  • 更新後の料金
  • キャッシュバックの場合は受取条件

などを確認してください。

複数年にわたって利用する予定であれば、初回の割引額だけではなく、更新を含めた費用も判断材料になります。

本記事に掲載しているキャンペーンや料金は2026年8月24日時点で確認した情報です。最新情報は各公式サイトをご確認ください。


「高速」という表現だけで決める

WordPressサイトの表示速度を重視する場合でも、「高速」「高速化」といった表現だけでレンタルサーバーを決めるのは避けたほうがよいでしょう。

Webサイトの表示速度には、サーバーだけでなく、

  • WordPressテーマ
  • 使用しているプラグイン
  • 画像の容量
  • JavaScriptやCSS
  • キャッシュ設定
  • ページ内のコンテンツ量
  • アクセス状況

など複数の要因が影響します。

ロリポップ!のハイスピードとエンタープライズでは、Nginx+LiteSpeedを採用し、LiteSpeed Cacheを利用できます。

また、現在のロリポップ!公式サイトでは、ハイスピードと同価格帯の他社サーバーに同一テストデータを入れたWordPressサイトを設置し、無料で利用できるキャッシュ機能を有効にしてレスポンスタイムを計測した比較結果が掲載されています。

公式サイトで現在案内されている計測期間は2025年1月8日〜3月31日です。

これは一定のテスト条件における比較結果であり、すべてのWordPressサイトで同じ結果になることを示すものではありません。

実際の表示速度はサイト構成や利用環境によって変わるため、高速化を重視する場合はサーバーの仕様とWordPress側の最適化の両方を考えることが大切です。


サポートの「有無」だけを確認する

サポートが用意されていても、問い合わせ方法はプランによって異なる場合があります。

ロリポップ!では、公式サイトで電話・メール・チャットによるサポートが案内されていますが、電話サポートはハイスピード以上が対象とされています。

また、メールについてはハイスピード・エンタープライズ利用者には24時間以内、それ以外については48時間以内に回答すると公式FAQで案内されています。

サーバーの操作に慣れていない場合は、「サポートあり」という表示だけで判断せず、

  • 電話で相談できるか
  • メールで問い合わせできるか
  • チャットを利用できるか
  • 受付時間
  • 回答時間の目安
  • マニュアルが用意されているか

まで確認しておくとよいでしょう。


用途別に考えるレンタルサーバーの選択例

ここからは、どのような基準でレンタルサーバーを選べばよいのか、利用目的別に整理します。

特定のサービスがすべての利用者に適しているわけではありません。予算、サイト規模、必要な機能、契約期間などを踏まえて比較してください。

WordPressを初めて開設する場合

初めてWordPressを開設する場合は、サーバー性能だけでなく、WordPressを導入するまでの操作も確認するとよいでしょう。

ロリポップ!ではWordPress簡単インストールが用意されており、ライト・スタンダード・ハイスピード・エンタープライズで利用できます。

FTPソフトなどを使ってWordPressを手動でアップロードする必要がなく、公式サイトでは最短1分でインストールできると案内されています。

初めて利用する場合は、

  • WordPress簡単インストール
  • 無料独自SSL
  • マニュアル
  • 問い合わせサポート
  • 独自ドメイン設定
  • バックアップ

などをまとめて確認すると選びやすくなります。

ロリポップ!、エックスサーバー、ConoHa WINGはいずれもWordPressを利用する選択肢になりますが、料金体系や機能は異なります。

操作性については利用者によって感じ方も異なるため、無料お試しが利用できる場合は実際の管理画面を確認する方法もあります。


月額費用を抑えながらWordPressを利用したい場合

月額費用を重視する場合は、ロリポップ!のライトなども比較候補になります。

ライトは36ヵ月契約の場合、月額換算330円でWordPressを利用できます。

ただし、ライトではLiteSpeed Cacheや電話サポートなど、上位プランで利用できる一部機能には対応していません。

したがって、

「WordPressが利用できればよい」

という場合と、

「WordPressに加えて高速化関連機能や電話サポートも重視したい」

という場合では、比較すべきプランが変わります。

料金を抑えることを優先する場合でも、必要な機能を削って問題がないか確認したうえで選択してください。


WordPressの表示性能も重視したい場合

WordPressサイトの表示性能に関係するサーバー機能を重視する場合は、ロリポップ!ではハイスピードが比較候補になります。

ハイスピードでは、

  • Nginx+LiteSpeed
  • LiteSpeed Cache
  • ロリポップ!アクセラレータ
  • SSD 700GB
  • WordPress対応
  • 自動バックアップ

などが用意されています。

公式サイトでは、ハイスピード以上でLiteSpeedおよびWordPress高速化プラグインを利用できると案内されています。

ただし、前述したとおり、サーバーを変更するだけですべてのサイトの表示速度が同じように改善するわけではありません。

画像の最適化やプラグインの整理、キャッシュ設定なども含めて運用することが重要です。


電話で相談できる環境を重視する場合

Webサイトやサーバーの操作に不慣れで、必要なときに電話で問い合わせたい場合は、電話サポートの対象プランを比較します。

ロリポップ!ではハイスピード以上で電話サポートが利用できます。

そのため、WordPress対応だけを基準にライトを選択する場合と、電話サポートまで含めてハイスピードを選択する場合では料金が異なります。

エックスサーバーやConoHa WINGについても電話サポートが案内されているため、受付時間やサポート範囲などを公式サイトで確認して比較してください。


複数のWordPressサイトを運営したい場合

複数サイトを運営する予定がある場合は、独自ドメイン数だけでなく、データベース数や容量も確認します。

ロリポップ!のハイスピードでは、独自ドメインとMySQL8が無制限と案内されています。

ただし、「無制限」と記載されている項目があっても、サーバー全体の容量やファイル数などには別途上限があります。

複数サイトを運営する場合は、1つの仕様だけを見るのではなく、

  • SSD容量
  • ファイル容量上限
  • ファイル数上限
  • データベース
  • 独自ドメイン
  • バックアップ
  • サーバー負荷に関する利用条件

なども確認してください。


ロリポップ!に関するよくある質問

Q.ロリポップ!でWordPressは使えますか?

はい。ロリポップ!ではライト・スタンダード・ハイスピード・エンタープライズでWordPressを利用できます。

エコノミーはWordPress非対応です。

WordPress簡単インストールも対応プランで利用できるため、WordPressを手動でサーバーへアップロードせずに導入できます。

プランによって高速化関連機能やサポート内容が異なるため、WordPress対応の有無だけではなく必要な機能も比較してください。


Q.ロリポップ!の月額料金はいくらですか?

2026年8月24日時点の公式料金では、36ヵ月契約時の月額換算料金は次のように案内されています。

プラン36ヵ月契約時の月額換算
エコノミー121円
ライト330円
スタンダード605円
ハイスピード660円
エンタープライズ2,420円

契約期間によって料金は変わります。

例えばハイスピードは1ヵ月契約では月額1,430円、36ヵ月契約では月額換算660円です。

「660円だけ支払えば利用できる」という意味ではないため、契約時には契約期間と初回支払額を確認してください。

最新料金は公式サイトをご確認ください。


Q.ロリポップ!の初期費用はいくらですか?

2026年8月24日時点では、エコノミー、ライト、スタンダード、ハイスピード、エンタープライズの初期費用はいずれも0円と案内されています。

料金体系が変更される可能性もあるため、契約時には公式料金ページをご確認ください。


Q.ロリポップ!には無料お試し期間がありますか?

公式サイトでは10日間の無料お試し期間が案内されています。

初めてレンタルサーバーを利用する場合は、管理画面の操作や必要な設定項目などを確認する機会として利用できます。

無料期間の適用条件や契約への移行方法については、申し込み時に公式サイトで最新情報をご確認ください。


Q.ロリポップ!で独自ドメインは無料になりますか?

条件を満たす場合、ハイスピードとエンタープライズでは対象となる独自ドメイン2個の取得・更新費用が無料になる特典が案内されています。

公式サイトではハイスピード以上、契約期間12ヵ月以上などの条件が示されています。

すべてのドメインが対象になるわけではないため、希望する「.com」「.jp」などが対象になっているか、契約前に公式サイトで確認してください。


Q.ロリポップ!ではLiteSpeed Cacheを使えますか?

ハイスピードとエンタープライズでLiteSpeed Cacheを利用できます。

ライトとスタンダードではLiteSpeed Cacheには対応していません。

LiteSpeed Cacheを利用したい場合は、料金だけではなく対象プランを確認して選択してください。

また、キャッシュ機能の利用による実際の表示速度はWordPressテーマ、プラグイン、サイト構成などによって異なります。


Q.ロリポップ!は電話サポートに対応していますか?

対応プランでは電話サポートを利用できます。

現在の公式サイトではハイスピード以上が電話サポート対象として案内されています。

サポートの受付方法や対応時間などは変更される場合があるため、利用前に公式サイトをご確認ください。


Q.ロリポップ!にはバックアップ機能がありますか?

あります。

ハイスピードとエンタープライズでは自動バックアップに対応しています。

また、過去7回分のバックアップデータを利用できる「7世代バックアップ」もあります。エンタープライズでは無料で、それ以外の対象プランでは有料オプションとして提供されています。

バックアップデータの取得・復元条件は機能によって異なるため、重要なWebサイトを運営する場合は詳細を確認しておきましょう。


Q.ロリポップ!とエックスサーバー、ConoHa WINGはどれを選べばよいですか?

特定のサービスだけがすべての用途に適しているわけではないため、必要な機能を基準に選ぶことが重要です。

ロリポップ!は、WordPress対応プランを複数の価格帯から検討したい場合や、ハイスピードでLiteSpeed・LiteSpeed Cacheなどを利用したい場合に比較しやすいサービスです。

エックスサーバーは、WordPress、容量、独自ドメイン特典、電話・メールサポートなどをまとめて比較したい場合の選択肢になります。

ConoHa WINGは、長期利用向けのWINGパックと時間単位課金の通常料金が用意されているため、料金体系も含めて比較したい場合の選択肢になります。

契約期間をそろえたうえで、料金・容量・WordPress機能・バックアップ・サポート・独自ドメイン特典を比較すると判断しやすくなります。


ロリポップ!を含むレンタルサーバーは必要な機能をそろえて比較しよう

レンタルサーバーを選ぶ際は、最低月額料金だけで判断するのではなく、実際に利用するプランの機能と契約条件を比較することが重要です。

今回取り上げたロリポップ!、エックスサーバー、ConoHa WINGはいずれもWordPressサイトを運営する際の選択肢になりますが、料金体系やサーバー仕様、特典などには違いがあります。

ロリポップ!は複数の料金プランが用意されており、WordPressはライト以上で利用できます。

その中でもハイスピードは、36ヵ月契約時で月額換算660円となっており、Nginx+LiteSpeed、LiteSpeed Cache、700GBのSSD容量、自動バックアップ、電話サポートなどに対応しています。

また、契約期間など所定の条件を満たした場合は、対象となる独自ドメイン2個の無料特典も利用できます。

そのため、WordPressを利用しながら、料金・高速化関連機能・サポート・独自ドメイン特典をまとめて検討したい方にとって、ロリポップ!のハイスピードは有力な選択肢の一つです。

一方、月額費用をより重視する場合はライトなども比較できます。エックスサーバーやConoHa WINGにもそれぞれ異なる料金体系や機能があるため、必要な条件をそろえて比較することが大切です。

最終的には、

  • WordPressを利用するか
  • 予算はいくらか
  • どのくらいの期間利用するか
  • 表示性能に関係する機能をどこまで重視するか
  • 電話サポートが必要か
  • バックアップをどの程度重視するか
  • 独自ドメイン特典を利用したいか
  • 1サイトか複数サイトか

といった条件を整理して選択すると、自分の用途に合ったレンタルサーバーを検討しやすくなります。

料金、キャンペーン、特典、サービス仕様は変更される場合があります。本記事の料金等は2026年8月24日時点で確認した情報を基準としているため、申し込み前には最新情報と適用条件を公式サイトで確認してください。


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