
ロレックスやオメガ、タグホイヤーなどのブランド時計を長く使用していると、「そろそろオーバーホールを依頼したほうがよいのだろうか」「メーカー以外の時計修理専門店に依頼してもよいのだろうか」と迷うことがあります。
特に高級時計の場合、料金だけで修理先を決めるのではなく、対応ブランド、修理体制、交換部品、保証期間、見積もり方法、納期、配送対応なども確認しておきたいところです。
そこで本記事では、時計修理・オーバーホールを取り扱うCIEN(シエン)・WATCH COMPANY・時計修理の千年堂について、共通の基準から比較します。
CIENについては、ASPから提供された情報も参考にしながら、純正パーツを使用した修理、1年間の保証、見積もり、技術者、納期、全国からの依頼方法などを整理します。
なお、オーバーホール料金はブランドだけでなく、モデル、ムーブメント、時計の状態、交換が必要な部品などによって変わります。掲載料金がある場合も、実際の修理料金は見積もりで確認することが重要です。
また、本記事に掲載する料金・納期・サービス内容等は2026年9月時点で確認した情報および提供されたASP情報をもとにしています。最新情報は必ず各サービスの公式サイトでご確認ください。
CIEN(シエン)

出典:CIEN(シエン)公式サイト
公式サイト:
CIEN公式サイトはこちら
ブランド時計のオーバーホール・修理に対応
CIENは、ブランド時計のオーバーホールや修理を取り扱う時計修理専門サービスです。
ASP提供情報では、ロレックス、オメガ、タグホイヤー、フランクミュラー、パネライ、ブライトリング、IWC、ブルガリなど、多数のブランド時計を対象としています。
時計のオーバーホールでは、内部のムーブメントを分解し、部品の洗浄や点検、注油、組み立て、精度調整などを行います。
実際にロレックスの正規アフターサービスでも、時計の状態を点検して見積もりを作成したうえで、ムーブメントの分解、部品の洗浄、組み立て・注油、精度検査、防水検査などの工程が行われています。
そのため、オーバーホールを依頼する際には基本料金だけを見るのではなく、「どのような修理体制なのか」「部品交換が発生した場合はどうなるのか」といった点まで確認して比較することが大切です。
CIENの特徴
CIENを検討するときに確認しておきたいポイントの一つが、ASP情報で案内されている純正パーツを使用した修理です。
ブランド時計では、長期間使用する間に部品の摩耗や劣化が発生し、オーバーホール時に部品交換が必要になる場合があります。
そのため、交換部品について気になる方は、見積もりの際に「どの部品を交換するのか」「部品代はいくらになるのか」まで確認すると比較しやすくなります。
また、ASP情報によると、CIENでは1級時計修理技能士やメーカー修理部門出身者による対応が訴求されています。
時計修理技能士は時計修理に関する技能を対象とした資格であり、こうした技術者に関する情報も修理先を比較する際の一つの判断材料になります。
ただし、担当する技術者や対応可能な時計はモデルや修理内容によって異なる可能性があります。特殊機構を搭載した時計やアンティーク時計などを依頼する場合には、事前に対応可否を確認しておくとよいでしょう。
料金
CIENでは、時計のブランドやモデル、ムーブメント、修理内容によって料金が異なります。
オーバーホールでは基本料金だけで完結するとは限りません。内部を分解して点検した結果、ゼンマイ、パッキン、歯車などの交換が必要になれば、追加の部品代が発生する場合があります。
そのため、修理サービスを比較するときは、
- オーバーホール基本料金
- 交換部品代
- 外装仕上げ料金
- 配送料
- 見積もり後にキャンセルした場合の費用
まで確認することが重要です。
CIENについてASPから提供された情報では、見積もり無料と案内されています。
さらに、オーバーホールを依頼する場合、新品仕上げについて7,000円~(税抜)のサービス価格という情報が提供されています。
ただし、これは提供されたASP情報に基づく内容であり、対象となる時計や現在の料金設定が変更されている可能性があります。依頼時の新品仕上げ料金や適用条件については、必ず公式サイトまたは見積もりで最新情報をご確認ください。
なお、ASP文には価格について「全国で一番安い」とする記載がありますが、本記事では全事業者を対象とした客観的な価格調査を行っていないため、そのような順位付けは行いません。
時計修理料金はモデルや修理状態によって大きく変わるため、実際の見積額を確認して比較する方法が適しています。
純正パーツ使用を重視する方が確認しやすい
CIENのASP情報で特徴として明確に打ち出されているのが、純正パーツを使用した修理です。
ブランド時計の修理を検討する方の中には、「料金を抑えられるか」だけではなく、交換するパーツについても確認したい方がいるでしょう。
その場合、見積もりを確認するときに、交換予定部品と部品代について説明を受けてから依頼することが重要です。
特に製造から長期間経過した時計では、部品の供給状況によって対応できる修理内容が変わる可能性もあります。
1年間の保証
ASP情報では、CIENの修理について1年間の保証が案内されています。
オーバーホール後の保証期間は時計修理サービスを比較するうえで確認しておきたい項目の一つです。
ただし、保証があるからといって、修理後に発生するすべての不具合が保証対象になるとは限りません。
一般的には、外部からの衝撃や誤った使用方法による故障、修理対象外だった部品の不具合などについて、保証が適用されないケースも考えられます。
そのためCIENを利用するときも、保証期間だけではなく保証対象となる修理内容や適用条件を確認しておくことをおすすめします。
見積もりと納期
ASP提供情報では、CIENは自社で修理を行う体制を採用しており、見積もりは通常3~5営業日(土日祝を除く)、オーバーホールの納期は約3週間と案内されています。
修理期間を比較するときは、「見積もりまでの期間」と「正式依頼後の修理期間」を分けて考えると分かりやすくなります。
時計を発送してから修理が完了して戻ってくるまでには、
受付
↓
時計の状態確認
↓
見積もり
↓
利用者による見積もり承認
↓
修理・オーバーホール
↓
動作確認
↓
返送
といった工程があります。
したがって、「オーバーホール約3週間」という案内が、そのまま発送から手元に戻るまでの総日数になるとは限りません。
部品の取り寄せや時計の状態、修理内容などによって納期が延びる可能性もあるため、使用予定が決まっている時計の場合は余裕をもって依頼するとよいでしょう。
新品仕上げもあわせて検討できる
CIENでは、オーバーホールとあわせて新品仕上げを検討できる点もASP情報で訴求されています。
新品仕上げとは、ケースやブレスレットなどの外装を研磨し、使用に伴って生じた細かな傷などを整える作業です。
内部機構をメンテナンスするオーバーホールと外装の仕上げを同時に依頼することで、機械部分と外観の両方をメンテナンスできます。
一方で、研磨はケースなどの表面を加工する作業でもあります。
時計の状態、研磨歴、アンティーク性、オリジナルの外装状態を重視するかなどによって、新品仕上げを希望するかどうかは変わります。
「傷をできるだけ整えたい」という場合だけでなく、「外装は現在の状態を残したい」という場合も、依頼前に希望を伝えておくことが大切です。
東京・大阪の受付窓口と全国対応
ASP情報によると、CIENには東京と大阪に受付窓口があります。
近隣であれば、店舗で修理を受け付けてもらう方法を検討できます。
一方、店舗への持ち込みが難しい場合には、無料梱包キットを利用した全国対応も案内されています。
高級時計を配送する場合は、通常の荷物以上に梱包方法や配送条件が気になるところです。
梱包キットを利用するときには、
「時計をどのように固定するのか」
「配送時の補償はどうなっているのか」
「発送費用や返送料は誰が負担するのか」
といった条件も申込時に確認しておくと安心です。
CIENはこのような方が比較検討しやすい
CIENは、ロレックスやオメガをはじめとするブランド時計について、メーカー以外の時計修理専門店も含めて修理先を検討している方にとって候補の一つになります。
特に、
「交換パーツについて確認してから修理したい」
「オーバーホールと外装仕上げをあわせて検討したい」
「修理後の保証期間も比較したい」
「東京・大阪への持ち込みだけでなく配送でも依頼したい」
「見積もりと修理納期も選定材料にしたい」
という場合は、サービス内容を確認してみるとよいでしょう。
ただし、料金や納期だけで決めるのではなく、所有している時計のブランド・モデルが対応可能か、必要な交換部品を確保できるか、保証条件はどうなっているかなどを確認したうえで判断することが重要です。
WATCH COMPANY

出典:WATCH COMPANY公式サイト
公式サイト:
WATCH COMPANY公式サイト
全国配送にも対応する時計修理・オーバーホール専門店
WATCH COMPANYは、ブランド時計の修理・オーバーホールを取り扱う専門店です。
公式サイトでは、オーバーホール、新品仕上げ(傷取り)、無料梱包キットなどのサービスを案内しています。
また、Web受付による全国配送にも対応しています。
店舗受付については、飯田橋、表参道、大阪梅田、横浜、名古屋などの受付窓口が公式サイトに掲載されています。店舗によって営業時間や受付方法が異なる場合があるため、持ち込みを希望する場合には事前確認が必要です。
特徴
WATCH COMPANYでは、時計のオーバーホールについて、分解、洗浄などの工程を公式サイト上で説明しています。
機械式時計では内部に多数の部品が使われており、潤滑油の状態や部品の摩耗などを確認しながらメンテナンスする必要があります。
公式サイトでは定期的なオーバーホールについても案内しているため、「なぜオーバーホールが必要なのか」「どのような工程で作業するのか」を確認してから依頼先を決めたい場合にも参考になります。
料金
WATCH COMPANYの修理料金は、時計のブランドやモデル、機構などによって異なります。
時計修理では、同じブランドでも3針モデルとクロノグラフなどの複雑機構を搭載したモデルでは作業内容が異なるため、基本料金にも差が出る場合があります。
さらに部品交換が必要になると、基本料金とは別に部品代などが発生する可能性があります。
したがって、CIENとWATCH COMPANYを料金面で比較する場合も、Webサイト上の基本料金だけではなく、実際の時計を見積もりに出した場合の総額を比較することがポイントになります。
おすすめポイント
WATCH COMPANYで確認しておきたいポイントの一つが納期です。
公式サイトでは、オーバーホールについて**「最短2週間」**と案内されており、これはロレックス3針の場合の目安とされています。
また、受付から納品までの流れとして、無料梱包キット、時計の発送、見積もり、修理・返却までが案内されています。
ただし、「最短2週間」はすべての時計に適用される納期ではありません。
ブランド、モデル、故障状態、交換部品の有無などによって期間は変わる可能性があるため、納期を重視する場合は自分の時計について個別に確認する必要があります。
キャンペーン・特典
公式サイトでは無料梱包キットが案内されています。全国配送で時計修理を依頼したい方にとって、確認しておきたいサービスの一つです。
キャンペーンや料金などは変更される可能性があります。利用時点の最新情報と適用条件については公式サイトをご確認ください。
利用シーン
WATCH COMPANYは、
「店舗だけでなく配送でも時計修理を依頼したい」
「修理事例を確認してから検討したい」
「オーバーホールと新品仕上げを比較したい」
「納期の目安も確認したい」
といった場合に比較候補となります。
公式サイトではブランド別の修理事例も継続的に掲載されており、2026年9月にもパネライ、ブライトリング、オメガなどの修理事例が掲載されています。
所有している時計と同じブランド・シリーズの修理事例があるか確認してみるのも一つの方法です。
WATCH COMPANYのまとめ
WATCH COMPANYは、時計修理・オーバーホールに加えて、新品仕上げや無料梱包キットなども提供している時計修理専門店です。
CIENと比較するときは、料金だけではなく、所有するブランドへの対応状況、交換部品、保証条件、見積もり期間、修理期間、店舗・配送の利用しやすさまで確認すると違いを整理しやすくなります。
時計修理の千年堂

出典:時計修理の千年堂公式サイト
公式サイト:
時計修理の千年堂公式サイト
無料見積キットから依頼できる時計修理サービス
時計修理の千年堂は、株式会社アイ・リペアが運営する時計修理・オーバーホールサービスです。公式の特定商取引法表示にも、事業内容として腕時計修理・オーバーホールが記載されています。
公式サイトでは全国からのオーバーホール依頼に対応すると案内され、無料見積キットも用意されています。
特徴
千年堂では、時計の種類やブランドごとに修理料金の目安が公開されています。
料金表では、一般的な区分として、
クオーツ:22,000円(税込)~
クオーツクロノグラフなど:33,000円(税込)~
機械式2針・3針:27,500円(税込)~
機械式クロノグラフなど:38,500円(税込)~
と掲載されています。
ただし、これはあくまで概算・基本料金です。
交換部品代は含まれておらず、アンティーク時計、自社ムーブメント、コーアクシャルなどの特殊構造時計は要見積もりになる場合があります。
ブランドによって料金が異なる
ブランド時計の場合はブランド別ページで料金を確認できます。
例えばオメガの場合、公式サイトではクオーツ一般33,000円(税込)~、メカニカル一般38,500円(税込)~、コーアクシャルのメカニカル一般40,700円(税込)~など、機構別の基本料金が掲載されています。
このように、単に「オメガのオーバーホールはいくら」と考えるのではなく、クオーツなのか機械式なのか、クロノグラフなどの特殊機能があるのかによって確認する必要があります。
CIENなど他サービスと比較するときも、できるだけ同じブランド・同じ機構・同程度の修理内容で見積もりを比較することが大切です。
1年間の修理保証
千年堂公式サイトでは修理保証1年と案内されています。
ブランド別ページにも修理完了後1年間の保証が記載されていますが、アンティークモデルや特殊機構モデルの一部など、対象外となるケースがあります。
そのため保証を比較する場合は、「1年間」という期間だけではなく、所有する時計が保証対象になるかまで確認する必要があります。
納期
千年堂公式サイトでは、サービス全体について最短3~4週間の対応と案内されています。
一方、ブランド・モデルによって目安は異なります。
例えばオメガのブランド別ページでは、クオーツ約4週間、メカニカル約5週間と案内されています。また、見積もりは時計を預かった後、基本約2週間以内とされています。
したがって、修理を急いでいる場合には、公式サイト上の最短期間だけで判断せず、所有しているモデルについて見積もり時に納期を確認するのが適切です。
キャンペーン・特典
千年堂では無料見積キットが案内されています。
一方、見積もり後に修理をキャンセルした場合や修理不可の場合には、着払いで返却すると公式サイトに記載されています。
「無料見積もり」という表示だけを見るのではなく、依頼から返却までに発生する可能性がある費用も確認しておくことが重要です。
利用シーン
千年堂は、
「ブランド別の概算料金を確認して比較したい」
「全国から配送で依頼したい」
「修理保証の有無を重視したい」
「無料見積キットから時計を送って査定してもらいたい」
という場合に検討しやすいサービスです。
特に公式サイト上で料金表が細かく公開されているため、実際に時計を発送する前におおよその予算感を把握したい場合に確認しやすくなっています。
ただし、最終料金は時計の状態や必要な交換部品によって変わります。
時計修理の千年堂のまとめ
時計修理の千年堂は、全国対応の無料見積キット、ブランド・機構別の料金情報、1年間の修理保証などを確認できる時計修理サービスです。
CIENやWATCH COMPANYと比較する場合には、料金だけでなく、見積もりに必要な期間、正式依頼後の納期、保証対象、部品交換の考え方、配送時の条件まで確認すると、自分の希望に合うサービスを判断しやすくなります。
ここまでの3サービスには、いずれもブランド時計のオーバーホールを依頼できるという共通点がありますが、料金の提示方法、見積もりから修理までの期間、店舗受付の有無、配送方法などには違いがあります。
CIEN・WATCH COMPANY・時計修理の千年堂を比較
時計修理サービスを比較する場合、表示されているオーバーホール料金だけで判断するのではなく、交換部品、保証、見積もり、納期、新品仕上げ、配送方法などを同じ基準で確認することが大切です。
まず、これまで紹介した3サービスを整理します。
| 比較項目 | CIEN(シエン) | WATCH COMPANY | 時計修理の千年堂 |
|---|---|---|---|
| 主なサービス | オーバーホール・時計修理・新品仕上げ | オーバーホール・時計修理・新品仕上げ | オーバーホール・時計修理など |
| ロレックス対応 | 対応あり※一部受付制限あり | 対応あり※モデルによる | 対応あり※モデルによる |
| オメガ対応 | 対応あり※一部受付制限あり | 対応あり※モデルによる | 対応あり※モデルによる |
| 見積もり | 無料と案内 | 時計到着後、原則3営業日を目安 | 無料見積キットあり |
| 修理保証 | 1年間 | 原則1年間※一部6か月 | 1年間※対象外となる場合あり |
| 新品仕上げ | 対応 | 対応 | 時計・依頼内容による |
| 配送受付 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 梱包・見積キット | 無料梱包キットあり | 無料梱包キットあり | 無料見積キットあり |
| 店頭受付 | 東京・大阪 | 東京・大阪・横浜・名古屋など | 配送による依頼を中心に案内 |
| 納期 | 現在は約6週間~との案内あり | ブランド・モデルにより異なる | ブランド・モデルにより異なる |
| 料金 | ブランド・モデル別 | ブランド・モデル別 | ブランド・機構別 |
| 特徴 | 純正部品を使用すると案内 | 直営修理工房・店舗受付にも対応 | ブランド・機構別の料金を確認しやすい |
※2026年9月の記事作成時に確認できた公式サイトおよび提供されたASP情報をもとに整理しています。料金、受付状況、納期、保証条件等は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
特にCIENについて注意したいのが現在の納期情報です。
ASP情報では「見積もり通常3~5営業日、オーバーホール約3週間」と案内されていましたが、CIEN公式サイトでは現在、多数の依頼を受けていることから、**見積もりに1週間程度、修理・オーバーホールに約6週間~**かかる旨が掲載されています。モデルや作業内容によっても納期は異なります。したがって、本記事では現在確認できる公式サイトの情報を優先します。
CIEN公式サイトではロレックスやオメガなどについて約3週間と記載されたブランド別料金表も残っていますが、トップページに現在の受付状況として約6週間~との案内があるため、実際の納期は依頼時に確認することが重要です。
WATCH COMPANYも料金表に記載される納期は基本的に最短の目安であり、受付状況によって延びる場合があると案内しています。例えばロレックスの自動巻き3針は2~3週間、オメガの自動巻き3針は3~4週間という目安が掲載されています。
このように、時計修理の納期は固定されたものではありません。「○週間だから選ぶ」と決めるのではなく、実際に依頼する時点で確認することが大切です。
CIENは純正部品や技術者の情報を確認して選びたい方の比較候補
CIEN公式サイトでは、修理に使用する部品についてメーカー純正部品を使用すると案内しています。
また、技術責任者が元ロレックス技術者であることに加え、メーカー修理部門出身者、1級・2級時計修理技能士、時計技術学校卒業者などが在籍すると説明されています。
そのため、ブランド時計の修理先を検討する際に、
「交換部品について確認したい」
「修理を担当する技術者に関する情報も確認したい」
「オーバーホールと新品仕上げを一緒に検討したい」
と考えている場合に比較しやすいサービスです。
公式サイトでは修理完了後の1年間品質保証も案内されています。また、見積もり後の見積料・キャンセル料はかからないと説明されています。
ただし、保証には適用条件が設定される可能性があるため、依頼時には保証対象も確認してください。
WATCH COMPANYは料金とモデル別納期を確認しながら検討しやすい
WATCH COMPANYは、公式サイトでブランド・モデル別のオーバーホール料金を比較的細かく掲載しています。
例えば、掲載時点ではロレックス自動巻き3針のオーバーホールが25,300円(税込)、オーバーホール+新品仕上げが36,300円(税込)と案内されています。
オメガの場合はクォーツおよび自動巻き3針が22,000円(税込)、自動巻きクロノグラフが33,000円(税込)など、機構によって料金が設定されています。
ただし、特殊ムーブメントや時計の状態などによって基本料金の対象外になる場合があります。部品交換が必要であれば総額も変わるため、料金表は予算を考えるための目安として利用し、最終的には見積もりを確認することが重要です。
保証については、修理完了日から原則1年間と規約に記載されています。アンティークなど一部は6か月保証となり、保証期間内でも使用状況や故障箇所などによって有償修理となるケースがあります。
時計到着後の見積もりは、土日を除く3営業日が目安です。見積もり後に修理しない場合、返送送料は利用者負担とされています。
時計修理の千年堂は事前に料金の目安を確認したい方の比較候補
時計修理の千年堂では、時計の機構やブランドごとにオーバーホール料金の目安が公開されています。
そのため、時計を発送する前に「どの程度の費用を想定しておけばよいか」を確認しながら検討したい場合に比較しやすいサービスです。
ただし、こちらも基本料金だけで実際の修理総額が決まるわけではありません。
時計を分解して内部を確認した結果、部品交換が必要になることがあります。特殊なモデルについては通常の基本料金とは異なる場合もあるため、正式な見積もりを確認してから依頼することが重要です。
また、無料見積キットを利用して全国から依頼できるため、近隣にブランド時計を取り扱う修理専門店がない場合にも検討できます。
時計修理・オーバーホールサービスの選び方
ロレックスやオメガなどのブランド時計は、購入価格が高額になることも珍しくありません。
そのため、オーバーホール料金の安さだけではなく、時計をどのように修理してもらえるのかを確認することが重要です。
ここからは、時計修理サービスを比較するときに確認したいポイントを具体的に解説します。
1.所有しているブランドとモデルに対応しているか確認する
最初に確認したいのは、所有している時計そのものを修理できるかどうかです。
「ロレックス対応」「オメガ対応」と書かれていても、そのブランドのすべての時計を修理できるとは限りません。
同じブランドでも、通常の3針モデルとクロノグラフでは内部構造が異なります。また、メーカー独自のムーブメントや特殊機構を搭載しているモデルでは、修理受付に制限が設けられることがあります。
実際、CIENでは現在、オメガのコーアクシャルモデルについてパーツ供給状況を理由に受付を一時停止しているとの記載があります。また、ロレックスの一部アンティークモデルについても受付停止の案内があります。
WATCH COMPANYでも、オメガの一部コーアクシャルモデルや、タグホイヤー、パネライ、ブライトリングなどの一部自社製ムーブメントについて通常の基本料金対象外または受付不可となるケースが掲載されています。
したがって、「ブランド名が掲載されているから依頼できる」と判断せず、ブランド名・モデル名・型番を伝えて対応可能か確認することが重要です。
2.基本料金ではなく修理総額で比較する
時計修理の料金表を見るときに注意したいのが、「オーバーホール基本料金」と「最終的な支払額」は必ずしも同じではないという点です。
例えば、オーバーホール中にゼンマイやパッキンなどの劣化が確認されれば、交換部品代が加算される場合があります。
CIEN公式サイトに掲載されているロレックスの修理事例でも、オーバーホール料金とは別にパッキンやゼンマイなどの部品代が発生している例を確認できます。
そのため、比較するときは、
- オーバーホール基本料金
- 交換部品代
- 新品仕上げ料金
- 配送料
- 見積もり料金
- キャンセル時の返送料
といった項目まで含めて確認することが大切です。
例えばWATCH COMPANYでは、見積もり後に修理をキャンセルした場合の返送料は利用者負担と案内されています。
一方、CIENは見積料・キャンセル料はかからないと公式サイトで案内しています。配送に関する条件も含めて確認しておくと、総額を比較しやすくなります。
3.交換部品について確認する
高級時計の修理では、交換部品も確認したいポイントです。
CIENは公式サイトで、時計修理に使用する部品についてメーカー純正部品を使用すると明記しています。
純正部品の使用を重視する場合には、このように公式サイトで方針が明示されているかを確認するとよいでしょう。
ただし、古い時計や製造終了モデルの場合、部品そのものが入手しにくくなっていることがあります。
そのため、見積もり時には「どの部品を交換するのか」「部品を入手できるのか」「部品代はいくらか」なども確認すると判断しやすくなります。
4.修理後の保証は期間だけで比較しない
「1年間保証」と書かれていると安心材料になりますが、保証期間だけで修理先を決めるのは避けたいところです。
重要なのは、何が保証されるのかです。
例えばWATCH COMPANYでは、修理完了後に同一箇所で同一の不具合が発生した場合は無償修理の対象とする一方、誤った取り扱いによる故障、外装の不具合、修理箇所とは異なる故障などは保証対象外になる旨を規約に記載しています。
CIENも1年間品質保証を案内しています。
比較するときには、
「保証期間は何年間か」
だけでなく、
「どの修理箇所が保証対象なのか」
「自然故障以外はどうなるのか」
「アンティーク時計も同じ保証期間なのか」
などを確認しておくとよいでしょう。
5.納期は最新の受付状況を確認する
結婚式や旅行、仕事上の予定などで時計を使用する日が決まっている場合、納期は特に重要です。
ただし、時計修理サービスの公式サイトに「約3週間」「最短2週間」などと書かれていても、すべての時計がその期間で戻ってくるわけではありません。
CIENでは、ブランド別ページには約3週間という納期の記載がある一方、現在のトップページでは依頼増加により**修理・オーバーホールに約6週間~**と案内しています。
WATCH COMPANYも、料金表に掲載している納期は最短のものであり、受付状況によって延びる可能性があると明記しています。
そのため、予定日までに必要な時計を修理に出す場合は、発送前に現在の納期を問い合わせておくとよいでしょう。
6.新品仕上げを付けるか考える
長年使用している時計では、ケースやブレスレットに細かな傷が付いていることがあります。
オーバーホールと一緒に新品仕上げを依頼すれば、内部機構のメンテナンスと外装のメンテナンスを同じタイミングで行えます。
例えばCIENでは、ロレックスの一部モデルについてオーバーホール27,500円、新品仕上げ込み38,500円など、モデル別の料金情報が公開されています。料金はモデルによって異なります。
WATCH COMPANYでは新品仕上げ単体の基本料金を16,500円~とし、オーバーホールとのセット料金もブランド・モデル別に掲載しています。
ただし、新品仕上げは必ず付けなければならないサービスではありません。
研磨によって外装を整えるため、アンティーク時計などで現在のケース形状や使用感を残したい場合には、あえて研磨しないという選択肢もあります。
所有する時計の状態と希望を伝えたうえで判断することが大切です。
時計修理サービス選びで失敗を避けるためのポイント
時計修理で起こりやすい認識の違いを避けるには、修理を正式に依頼する前の見積もり確認が重要です。
特に高級時計の場合、「基本料金が安かったから」という理由だけで決めるのではなく、見積書の内容を確認しましょう。
見積もりの内訳を確認せずに依頼しない
見積もりが届いたら、総額だけでなく内訳を確認します。
オーバーホール料金以外に部品代が記載されている場合には、その部品を交換する理由について説明を確認するとよいでしょう。
また、新品仕上げなど希望していない作業が含まれていないかも確認します。
不明点がある場合は、正式に修理を承認する前に問い合わせておくことが重要です。
極端に料金だけを重視しない
オーバーホール料金は重要な比較項目ですが、高級時計ではそれだけで修理先を選ぶ必要はありません。
同じ「オーバーホール」という名称でも、時計のモデル、交換部品、作業内容などによって総額は変わります。
比較するときには、料金とあわせて、
修理体制・技術者・交換部品・保証・納期・配送方法
などを総合的に確認すると選びやすくなります。
「最短納期」と通常の納期を混同しない
「最短2週間」という表示は、「どの時計でも2週間以内に修理できる」という意味ではありません。
WATCH COMPANYの場合も、最短2週間という案内はロレックス3針の場合であり、モデルごとの料金表を見ると3~4週間、4~6週間など異なる納期が設定されています。
部品取り寄せが必要になれば、さらに時間がかかる場合もあります。
納期を重視する方は、「自分の時計の場合は現在何週間程度か」と具体的に確認することが大切です。
用途別に考える時計修理サービスの選択例
ここまでの違いを踏まえると、「どのサービスが一律に優れているか」ではなく、何を重視するかによって比較対象が変わります。
純正部品を重視して比較したい場合
交換部品を重視する場合は、使用する部品について明確に確認できるサービスから検討するとよいでしょう。
CIENは公式サイトで修理部品にはメーカー純正部品を使用すると明記しています。
そのため、ロレックスやオメガなどの時計について純正部品の使用を確認して修理先を選びたい場合、CIENは比較候補の一つです。
ただし、部品供給の状況によっては受付できないモデルがあります。依頼前に型番を伝えて確認してください。
納期を重視して比較したい場合
納期を重視する場合には、各社の「最短」という表示だけを比較せず、見積もり時点の予定納期を確認します。
WATCH COMPANYではロレックス自動巻き3針について2~3週間という目安が掲載されていますが、時計や受付状況によって変わります。
CIENについては現在、修理・オーバーホールに約6週間~という案内が掲載されています。
急いでいる場合には、発送前に型番と希望時期を伝え、現在の対応状況を確認するとよいでしょう。
料金を比較してから決めたい場合
料金を重視する場合には、同じブランド・モデル・修理内容で比較することがポイントです。
例えば「ロレックス」というブランド名だけで比較するのではなく、
ロレックス・サブマリーナ・自動巻き・オーバーホール+必要な部品交換
といった条件をできるだけ揃えます。
CIENではロレックスの多くの自動巻きモデルについて27,500円などのオーバーホール基本料金が掲載されています。WATCH COMPANYでもロレックス自動巻き3針は25,300円と掲載されています。
ただし、この差だけで実際の支払総額が決まるわけではありません。
時計を診断した結果、必要になる部品や作業によって総額が変わるため、最終的には個別の見積もりを比較してください。
店舗へ直接持ち込みたい場合
高級時計を配送することに抵抗がある場合には、店舗受付の有無も確認しておきたいポイントです。
CIENは大阪・東京に受付カウンターを設けています。東京店は新宿、大阪店は大阪市中央区にあります。持ち込みの場合は事前連絡を求めています。
WATCH COMPANYも飯田橋、表参道、大阪梅田、横浜、名古屋などに受付窓口を設けています。ただし、店舗によって業務内容が異なり、例えば表参道店は修理品の預かり業務のみで、返却は配送と案内されています。
店舗受付を利用する場合も、「その場で見積もりできるのか」「預かりのみなのか」「修理後は店舗受取か配送か」を確認するとよいでしょう。
以上を踏まえると、CIENは純正部品の使用、技術者に関する情報、1年間の品質保証、新品仕上げ、東京・大阪での受付、全国配送などを確認しながら修理先を検討したい方にとって、有力な選択肢の一つです。
一方で、現在は公式サイトで通常より長い納期が案内されているため、依頼を検討する場合には最新の見積もり期間・修理期間を確認することが重要です。
ありがとうございます。記事の最終パートとして、ブランド別の確認ポイント、FAQ、まとめ・CTAまで作成します。
ロレックス・オメガなどブランド別に確認したいポイント
時計修理店を選ぶ際は、店舗全体の料金や保証だけでなく、所有しているブランド・モデルへの対応状況を確認することが重要です。
同じブランドでも、ムーブメントの種類や製造年代によって修理内容が変わる場合があります。時計の型番が分かる場合は、問い合わせ時に伝えておくと対応可否や料金を確認しやすくなります。
ロレックスのオーバーホールを検討する場合
ロレックスには、デイトジャスト、サブマリーナー、エクスプローラー、GMTマスター、デイトナなど多数のモデルがあります。
一般的な3針モデルとクロノグラフでは構造が異なるため、「ロレックス対応」という情報だけでなく、所有しているモデルに対応しているか確認することが大切です。
特に製造から長期間が経過した時計では、部品の供給状況も確認したいポイントになります。
CIENを検討する場合は、公式サイトで案内されている純正部品の使用方針に加え、所有するモデルの受付可否、交換が想定される部品、オーバーホール基本料金、新品仕上げ、保証条件、現在の納期を確認すると比較しやすくなります。
オメガのオーバーホールを検討する場合
オメガでは、スピードマスター、シーマスター、コンステレーションなど幅広いモデルが展開されています。
また、一般的な機械式ムーブメントだけでなく、コーアクシャル機構を採用したモデルもあります。
このため、「オメガのオーバーホール料金」という一つの金額だけで比較するのではなく、ムーブメントまで確認する必要があります。
例えば時計修理の千年堂では、掲載時点でオメガのメカニカル一般が38,500円(税込)~、コーアクシャルのメカニカル一般が40,700円(税込)~など、機構別に基本料金を設定しています。交換部品が必要な場合は別途部品代がかかります。
オメガを依頼する場合は、コーアクシャルかどうか、クロノグラフかどうかなどを確認し、対応可否と見積もりを比較するとよいでしょう。
タグホイヤーのオーバーホールを検討する場合
タグホイヤーもモデルによって搭載されているムーブメントが異なります。
そのため、カレラ、モナコ、アクアレーサーなどのシリーズ名だけでなく、型番やムーブメントの種類を伝えて修理可能か確認することが重要です。
クロノグラフなどは一般的な3針モデルと作業内容や料金が異なる場合があります。
基本料金だけを比較せず、部品交換を含む見積総額、修理保証、新品仕上げの有無、納期を同じ条件で確認すると比較しやすくなります。
ブライトリングやパネライを検討する場合
ブライトリングやパネライについても、モデルや搭載ムーブメントによって修理条件が変わる場合があります。
特に自社製ムーブメントや特殊機構を搭載した時計では、一般的なオーバーホール料金表の対象外になる可能性があります。
依頼前には、
- ブランド・モデル・型番への対応可否
- ムーブメントへの対応可否
- 部品供給状況
- オーバーホール基本料金と部品代
- 修理後の保証
- 現在の納期
を確認しておくとよいでしょう。
フランクミュラー・IWC・ブルガリなどを検討する場合
フランクミュラー、IWC、ブルガリなどについても、時計の種類によって必要な修理内容は異なります。
時計修理の千年堂は80社を超えるブランドのオーバーホール修理を取り扱うと公式サイトで案内しており、IWCなどのブランド別ページも設けています。
ただし、対応ブランドとして掲載されている場合でも、すべてのモデルを同一条件で修理できるとは限りません。
特殊機構やアンティークモデルなどは、実物を確認した後の個別見積もりとなることがあります。
時計修理・オーバーホールについてよくある質問
Q.オーバーホールとは何をする作業ですか?
オーバーホールは、時計内部のムーブメントを分解し、部品の洗浄、点検、必要に応じた部品交換、注油、組み立て、精度調整などを行うメンテナンスです。
時計の状態や修理店によって作業内容は異なるため、依頼前に作業範囲を確認してください。
Q.時計が動いていてもオーバーホールは必要ですか?
時計が動いている状態でも、長期間使用することで潤滑油の状態や内部部品の摩耗などが変化する場合があります。
ただし、適切なメンテナンス時期は時計のモデル、使用環境、メーカーの案内などによって異なります。
「購入から何年経過したら必ずオーバーホールが必要」と一律に判断するのではなく、メーカーの推奨時期や時計の状態を参考にするとよいでしょう。
Q.CIENではロレックスのオーバーホールを依頼できますか?
CIENではロレックスのオーバーホール・修理を取り扱っています。
ただし、製造年代やモデル、部品供給状況などによって対応条件が異なる場合があります。
所有している時計の型番を確認し、現在受付可能か問い合わせてから依頼するとよいでしょう。
Q.CIENではオメガも修理できますか?
CIENではオメガも取扱ブランドとして案内されています。
ただし、オメガには一般的な機械式モデルだけでなくコーアクシャル機構などもあり、モデルによって対応状況が異なる場合があります。
申し込み前に型番やモデルを伝え、受付可否を確認してください。
Q.CIENでは純正パーツを使用していますか?
ASP提供情報およびCIENの案内では、修理にメーカー純正部品を使用することが特徴として挙げられています。
純正部品を重視して修理先を選ぶ場合は、実際の見積もり時にも交換予定の部品について確認しておくとよいでしょう。
Q.オーバーホール料金以外に費用がかかることはありますか?
あります。
オーバーホール基本料金とは別に、劣化・破損した部品の交換費用、新品仕上げなどの追加作業費が必要になる場合があります。
時計修理の千年堂でも、公開されている料金はオーバーホール基本料金であり、部品交換が必要な場合は別途部品代がかかると案内されています。
そのため、「基本料金」ではなく、時計を診断した後の「見積総額」を確認することが重要です。
Q.CIENの見積もりは無料ですか?
ASP提供情報では、CIENは見積もり無料と案内されています。
時計の状態を確認してもらい、見積内容に納得してから修理を依頼する流れを検討できます。
見積もり後に依頼しない場合の返却方法や送料などについても、申し込み時点の条件を確認してください。
Q.オーバーホールにはどのくらい時間がかかりますか?
修理店、ブランド、モデル、時計の状態、交換部品の在庫状況などによって異なります。
例えばWATCH COMPANYは、ロレックス3針の場合について「最短2週間」と案内していますが、これは特定条件での最短期間です。
時計修理の千年堂は全体として最短3~4週間と案内しており、オメガではクオーツ約4週間、メカニカル約5週間という目安を掲載しています。
急いでいる場合は、申し込み前に所有しているモデルの現在の納期を確認してください。
Q.修理後の保証はありますか?
今回比較したサービスでは修理保証が案内されていますが、適用条件はそれぞれ異なります。
例えば時計修理の千年堂では修理完了後1年間の保証を案内する一方、アンティークモデルや特殊機構モデルの一部は対象外としています。
保証については期間だけでなく、対象となる故障や免責条件まで確認することが大切です。
Q.新品仕上げとは何ですか?
新品仕上げは、時計のケースやブレスレットなどを研磨し、外装を整える作業です。
使用に伴う細かな傷などを整えたい場合にオーバーホールと一緒に検討できます。
ただし、時計の状態や素材によって研磨できない場合があります。また、アンティーク時計などでは現在の外装状態を維持したいケースもあるため、希望に応じて判断してください。
Q.新品仕上げをすればすべての傷がなくなりますか?
すべての傷を除去できるとは限りません。
深い傷、打痕、素材やケース形状などによって、研磨できる範囲は異なります。
「新品仕上げ」という名称だけで新品と同じ状態になると判断せず、どの程度まで対応できるか見積もり時に確認するとよいでしょう。
Q.宅配で高級時計を送ることはできますか?
宅配受付を用意している時計修理サービスがあります。
WATCH COMPANYでは無料梱包キットと全国配送を案内し、時計の送付について運送保険適用と説明しています。
CIENでもASP情報では無料梱包キットによる全国対応が案内されています。
配送を利用する場合は、梱包方法だけでなく、往復送料、配送中の補償範囲、返却方法などを確認してください。
Q.メーカー修理と時計修理専門店はどちらを選べばよいですか?
どちらが一律に適しているとはいえません。
メーカーでのメンテナンスを希望する場合と、時計修理専門店の料金、納期、修理内容などを比較して決めたい場合では選択基準が異なります。
メーカー修理と専門店を比較する場合には、価格だけでなく、交換部品、修理可能範囲、保証、外装仕上げ、納期などを同じ条件で確認することが大切です。
また、メーカー以外で修理した場合の今後のメーカーサービスへの影響が気になる場合には、各メーカーにも事前に確認するとよいでしょう。
CIENを含む時計修理サービスは料金・保証・納期を比較して選ぼう
ブランド時計のオーバーホールを依頼するときは、料金だけで修理先を決めるのではなく、対応モデル、交換部品、技術者・修理体制、保証、納期、新品仕上げ、店舗受付、配送方法などを総合的に比較することが重要です。
今回比較したCIEN、WATCH COMPANY、時計修理の千年堂にも、それぞれ確認しておきたい特徴があります。
WATCH COMPANYは無料梱包キットや全国配送、店舗受付などを案内し、ロレックス3針については最短2週間という修理期間を掲げています。実際の期間はモデルや受付状況などによって変わるため、個別確認が必要です。
時計修理の千年堂は80社を超えるブランドを取り扱うと案内し、ブランド・機構ごとの料金情報や1年間の修理保証を確認できます。オメガなどでは機構別の基本料金や納期も公開されているため、事前に予算感を確認したい場合にも比較しやすいでしょう。
そして、この記事で最初に紹介した**CIEN(シエン)**は、ASP提供情報では純正パーツを使用した修理、1年間の保証、見積もり、技術者による対応、新品仕上げ、東京・大阪の受付窓口、無料梱包キットによる全国対応などが案内されています。
特に、ロレックスやオメガ、タグホイヤー、ブライトリング、パネライ、フランクミュラー、IWC、ブルガリなどのブランド時計について、料金だけでなく交換部品や修理体制も確認してオーバーホール先を検討したい方にとって、比較候補の一つです。
ただし、時計修理ではモデルや状態によって料金が変わります。Webサイトに掲載された基本料金だけで判断するのではなく、まず所有している時計が対応可能か確認し、見積もりの総額と内容を確認してから依頼を判断するとよいでしょう。
料金、納期、受付対象、キャンペーンなどは変更される場合があります。本記事の情報は2026年9月時点で確認した情報および提供されたASP情報をもとにしています。最新の料金・受付状況・保証条件・納期などは公式サイトでご確認ください。